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赤外線調査についての詳しい説明

平成二十年四月から建築基準法が一部改正となりました。

簡単にいえば、外壁の調査方法が変更になったのです。

外壁部分に限れば、十年ごとに「全面打診等」という調査が必要となります。

「打診」と書いてありますが、現在では調査員が叩いて調査するのではなく、赤外線カメラを使った方法が一般的です。

なぜそうなったのか。

理由は簡単、打診よりも圧倒的にメリットが大きいからです。

まず、費用が非常に安いです。

打診法では調査員が調べるために足場を組んだりロープを屋上から吊るしたりする必要がありました。

しかし、赤外線調査ではカメラで撮影することになるので設備を作る必要がなく、その分コストを抑えることができます。

また、壁を叩くときの音がしません。

騒音を気にする病院などの施設でも安心して調査をすることができます。

そして、プライバシーを保つことができます。

打診法では調査員が外壁に取りつく形になるため、どうしてもプライバシーの問題が発生してしまいました。

赤外線調査では、撮影といっても外壁を撮るだけなので、プライバシーを損なうことはありません。

外壁の調査をお考えの方は、ぜひ赤外線調査を視野に入れられてはいかがでしょうか。